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「何をするか」より「どうありたいか」が大切

  • カテゴリ:企業経営について

これからの私たちが直面する問題は、

・人口爆発による食糧問題
・エネルギー問題
・環境破壊の問題
・資本主義による格差の問題
・テロの脅威
・人口知能の発達による雇用の問題
・(日本においては)少子高齢化の進展
・国家間の衝突

など、あまりにも解決困難なものばかりですが、なかなか日常の中では身近に感じることができない問題もあります。

 

私は、これらの解決困難な問題ほど

「TO DO(何をするか)」より「TO BE(どうあるべきか)」

が大切だと思っています。

 

つまり、

『どのような人間であるべきか・ありたいか』
『どのような社会であるべきか・ありたいか』ということに、

一人ひとりが真摯に向き合いながら行動していくことが、非常に大切だと思うのです。

 

これは地球という大きなテーマだけではなく、企業活動や家庭、対人関係という身近な場面でもまったく同じです。

 

自分の内面で「TO BE(ありたい自分像)」を深めたうえで、さまざまな問題に対する「TO DO」を考えていく。

そうすると、おのずと必要となってくるのが、自分の考えや価値観、立場などを「手放す」ということです。

 

U理論のオットー・シャーマー氏は、他者と共創するためには「Let it go(手放す)」が必要だと述べていますが、

自分の立場や価値観にしがみついていると、自分と考えの違う他者を批判、否定、攻撃するしかなくなります。

 

企業活動でいえば、

・経営者が社員さんを大切にしない
・上司が部下を批判的な目でばかり見る
・部下が上司(会社)に対するグチや不平不満ばかり言う
・部署間でセクショナリズムが起こっている

ということになります。

 

しかし、「手放す」ということは、意外と難しいことです。

なぜなら、自分が手放したのと同時に他者も手放さなければ、一方的な攻撃を受けることになるからです。

「手放す」ということには、勇気が必要となります。

 

私が、人事制度構築プロジェクトにおいて、経営者だけではなく管理職にも入っていただき、「対話」を通して人事制度を構築していくのは、ここにあります。

お互いの考え方の違いを生んでいる「背景」を理解し合うことで、安心して「手放す」ことができる環境が生み出されるのです。

 

これからの問題解決は、意見を戦わせるのではなく、対話によって「共創」していくことが大切になると思います。

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