給与制度に対する幻想
- カテゴリ:自己申告型給与制度
前回は、給与額に正解はなく、正解のないことについては当事者の対話で決めるしかないという内容を書きました。 ※前回のブログ「誰もが納得する給与額など存在するのか?」 現在でも多くの組織では、「正しい給与額」を算出するために、点数づけのための評...
前回は、給与額に正解はなく、正解のないことについては当事者の対話で決めるしかないという内容を書きました。 ※前回のブログ「誰もが納得する給与額など存在するのか?」 現在でも多くの組織では、「正しい給与額」を算出するために、点数づけのための評...
前回は、これまで当たり前とされてきた「組織中心の論理」を見直す必要性を書きました。 ※前回のブログ「組織中心の論理が通用しなくなっている」 これからの組織運営において大切なのは、すべての人が等しく尊重され、組織と社員さんが「対等なパートナー...
前回の最後に、給与を自己申告することは、給与の決定プロセスを「民主化」することだと書きましたが、社会の変化が、今まで当たり前だと考えられてきたことを見つめ直すことを求めているのだと感じています。 ※前回のブログ「対等でないことが不満の根底にある」...
人事制度についてのよく聞かれるコメントとして、 「給与への不満の本当の原因は、適切に評価されていないことにある」 というものがありますが、評価への不満のさらに奥に「本当の原因」があると私は思っています。 それは「自分で決められない」とい...
当社で設計のサポートをしている『ノーレイティング型人事制度』では、給与の決め方について、一般的な人事制度とはかなり違う取り組みをしています。 一般的な人事制度では、人事評価制度で社員さんに点数をつけて、給与制度でその点数に応じた昇給額や賞与...
昨日は、当社の『自己申告型給与制度』をご導入いただいているお客さまの会社でミーティングをさせていただきました。 内容は、社員さんの10月からの給与額を決めるミーティングでした。 一般的な給与額を決める会議では、「過去」の実績などを評価した点...