目指す組織像と手法のミスマッチが起こっている
- カテゴリ:ノーレイティング(No Rating)
前回の記事の続きです。
※前回の記事「組織は何のためにあるのか?」
社員さんへの管理/統制を強化しても、その先には、さらに管理/統制を強化しなければならないという悪循環が待っていることは、
心理学や脳科学の研究などでも明らかですし、経験的にも実感できるかと思います。
人事関連の施策でいう管理/統制を強化する方向性とは、
・人事評価の項目数の増加や基準の定量化
・社員さんの行動管理の強化
・ピラミッド型の組織運営の徹底
などが当たるかと思います。
私が取り組んでいるノーレイティングは、これらとは逆の方向性になります。
もし経営者さんが目指している組織像が、社員さんが主体的/積極的に仕事をしていて、仕事のなかで充実感/達成感を味わえるような組織であるならば、
上記のような管理/統制を強化する方向性をとるべきではないでしょう。
しかし実態は、目指している組織像から離れていく手法である管理/統制を強化する取り組みをしている企業さんも見受けられます。
そうしてしまうのには、それなりの理由があります。(次回につづく)
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