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ティール組織の視点で人事慣習を眺めてみる

  • カテゴリ:ティール組織(自律分散型組織)

ティール組織に代表される自律分散型組織の視点で組織運営に関わることを眺めると、当たり前のように受け入れられていることでも、違和感を覚えることが多くあります。

たとえば労働法では、異動や出向は会社で決められることになっています(会社の権利濫用になる場合もあります)。

会社が異動や出向を社員さんに命じることは、法令でも認められていて、当たり前のように行使されている権利です。

しかし、自律分散というコンセプトで考えると、見え方がかなり変わります。

自律分散型の組織運営では、ご本人の働き方や生活に変化が起こる可能性があることは、やはり事前にご本人と相談して、お互いに納得して決められるべきです。

このことは給与も同じで、自律分散型組織では、給与について社員さんが自分の意見を言えるのは当然のことだと思います。

陰で不満を言うしかないのは、公式な場で言うことができないからです。

お金の話をするのは、社員さんも経営者さんも避けたい気持ちもあるでしょうが、本音で対話することによって本当のパートナー関係につながっていきます。

その考えが、自己申告型給与制度の根底にあります。

 

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