なぜ給与を自己申告する制度を始めたのか?
- カテゴリ:自己申告型給与制度
当社で設計のサポートをしている『ノーレイティング型人事制度』では、給与の決め方について、一般的な人事制度とはかなり違う取り組みをしています。
一般的な人事制度では、人事評価制度で社員さんに点数をつけて、給与制度でその点数に応じた昇給額や賞与額が決めるという構造です。
一方で、当社の『ノーレイティング型人事制度』は、社員さんが自分の給与額を「自己申告」して、組織側はその申告を「承認」するかどうかを決めるという制度です。
組織と個人が「対等なパートナー」になる取り組み
なぜ私が、給与を自己申告する制度に取り組み始めたかというと、組織と個人の関係性を「対等なパートナー」にしたいという目的がありました。
多くの組織では、組織と個人の関係性は「雇用する側と雇用される側」という対立関係、あるいは対立までいかなくても対等にはなっていないように感じています。
「対等なパートナー関係」というコンセプトを、人事制度に当てはめてみると、おのずと給与を自己申告することになると、私は考えています。
この辺の私の問題意識については、次回に共有したいと思います。
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