人事制度が抱える根本的な問題
- カテゴリ:ノーレイティング(No Rating)
人事評価の「公平性」「客観性」を高める努力をしても本質的な問題は解決しない、という私の考えを前回からお伝えしています。 ※前回の記事「公平な人事評価というワナ」 人事評価の公平性/客観性を高める取り組みとして2番目に挙げた『評価者(管理職)...
人事評価の「公平性」「客観性」を高める努力をしても本質的な問題は解決しない、という私の考えを前回からお伝えしています。 ※前回の記事「公平な人事評価というワナ」 人事評価の公平性/客観性を高める取り組みとして2番目に挙げた『評価者(管理職)...
人事制度は、そもそもの構造が、「アメとムチ」の力によって社員さんを動かそうとする仕組みです。 アメとムチの一番分かりやすいものが「給与」です。 人事評価による点数づけを通して、会社が評価できるような成果や行動には「昇給」というアメ...
前回までお伝えしてきたことをまとめると、下記のようになります。 ※前回の記事「人事制度の方向性を決めるポイント」 ■人事制度の方向性は、「自発性を開放する制度」と「管理/統制を強化する制度」の2つに分かれる。 ■人事制度は、目指す会社像とマッ...
前回の投稿の最後に、経営者さんがご自分の願いとは異なったとしても、管理/統制を強化せざるを得ない理由もある、ということを書きました。 ※前回の記事「経営者さんの欲求が人事制度の方向性を決める」 人事制度のコンサルティングを長年やってきた私...
前回は、経営者さんが「社員の自発性に任せたらうまくいかない」という価値観を潜在的に持っていたならば、 顕在的には「社員さんに自発的に仕事をしてほしい」と思っていても、知らず知らずのうちに、社員さんの自発性を阻害する仕組みを導入してしまうと...
前回の記事の続きです。 ※前回の記事「「社員の自発性に任せてよいのか」という疑問」 目指している組織像が、社員さんが自発的にイキイキと仕事をしている組織であるにもかかわらず、それとは乖離した管理/統制を強化する方法をとってしまう理由として...