副業解禁への姿勢に企業の価値観が現れる
- カテゴリ:企業経営
いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。
最近の人事関連の動向としては、「人的資本情報の開示」や「副業解禁」などがありますが、社会の大きな流れとして『人を大切にする企業運営』がさらに求められていくと思います。
企業の目的を「人が幸せになる」ことだと考えると、この流れは当然のことです。
しかし、従前の常識を捨てる必要も出てくるので、社会全体に広まっていくのは時間がかかるのかと思います。
たとえば「副業解禁」についても、組織と個人の関係性をどう捉えているのかによって、企業によってかなりの温度差があるのを感じます。
社員さんを独立した個人として尊重しているか、あるいは社員さんを企業活動の資源として考えているかによって、副業解禁に対する姿勢も変わります。
前者の価値観では、副業する社員さんを心から応援したり、あるいは当然の権利だとして、前向きな対応になります。
しかし、後者の価値観だと、どうしても後ろ向きな対応になってしまいます。
どちらが良いかということを言いたいわけではなくて、どちらの姿勢をとる企業に魅力を感じる人が多いかということです。
ウェル・ビーイングやエンゲージメントということも、根本的には「人をどのように見ているか」という企業の姿勢が問われているのだと思います。
当社の給与を自己申告してもらう仕組みも、社員さんを一人の個人として尊重する価値観から出てきたものです。
前にもご紹介しましたが、当社の「自己申告型給与制度」をご導入いただいた木村石鹸さまも、社員さんを個人として尊重する木村社長の価値観と合致してご導入いただきました。
それを感じ取っていただけると思いますので、当社サイトの「お客様の声」のページで、木村社長のインタビューをお読みいただければと思います。
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