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これからの管理職に求められる最大の変革とは?

  • カテゴリ:人材育成について

先週はある大手企業さまで、管理職の皆さまに研修をさせていただきました。

 

私が設計・運用コンサルティングをしているノーレイティング型人事制度は、

 

人事評価で社員さまに点数をつけず

給与額は本人との対話のなかで個別に決めていく仕組みですので、

 

部下一人ひとりと対話をする管理職の皆さまが、大切な役割を持ちます。

 

これからの管理職には、より高度なスキルが求められていくわけですが、

それよりも大切な変革があると思っています。

 

 

■一人の人間としてどうありたいか?

 

その変革とは、自分が所属する組織から「精神的に独立」することです。

 

「精神的に独立する」とは、

一人の人間として「自分はどうありたいか?」から発想して、

自分が管理職として「果たすべき責任」を考えられるということです。

 

管理職というのは、経営陣と現場という立場が違う両者の間に挟まれ、

さまざまな葛藤を抱えやすい役割です。

 

その葛藤に押しつぶされることなく、

管理職という場でこそ生まれる「生きがい」を感じられるには、

 

自分の生き方をしっかりと持っていなければなりません。

 

 

■すべては自分の選択の結果

 

ただし、組織から精神的に独立することと、

自分の好き勝手にふるまうことは、まったくの別物です。

 

組織には組織の目的があり、

その目的に共感できなければ、その組織のなかに存在するべきではありません。

 

私が思うに、今までの社会は、

組織の目的個人の目的の「不一致」をあいまいにしてきたように思います。

 

そのことによって、

たくさんの人が「自分は被害者だ」という思いを抱く結果になったのだと思います。

 

これからの社会は、一人ひとりが「ありたい自分」「ありたい人生」から発想して、

組織とどのように関わっていくかを決めていくことが求められると思います。

 

 

■部下を一人の人間として尊重する

 

当然ながら、組織から精神的に独立するのは、管理職だけでありません。

 

社員一人ひとりが、「ありたい自分」「ありたい人生」から発想して、

組織のなかでの自分の責任を考える必要があります。

 

そのなかで、管理職に求められるのは、

自分の部下を「一人の人間」として尊重し、強制や押し付けをしないことです。

 

管理職ができることは、

部下の仕事が、組織の目的実現に貢献しているかをフィードバックすることです。

 

それを踏まえて、どのように仕事をするのかは、部下が決めることです。

 

しかし、このことは、部下の自分勝手を認めることではありません。

 

もし部下が、組織の目的に貢献する気持ちがなければ、

この組織にいるべきではない」と伝えることが必要となります。

 

なぜならば、組織と個人の目的が違えば、

双方にとって不幸な結果しか生まれないからです。

 

このように、これからの管理職には、

組織の目的と個人の目的をつなげていく役割が求められると思います。

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