組織中心の論理が通用しなくなっている
- カテゴリ:自己申告型給与制度

前回の最後に、給与を自己申告することは、給与の決定プロセスを「民主化」することだと書きましたが、社会の変化が、今まで当たり前だと考えられてきたことを見つめ直すことを求めているのだと感じています。 ※前回のブログ「対等でないことが不満の根底にある」...
前回の最後に、給与を自己申告することは、給与の決定プロセスを「民主化」することだと書きましたが、社会の変化が、今まで当たり前だと考えられてきたことを見つめ直すことを求めているのだと感じています。 ※前回のブログ「対等でないことが不満の根底にある」...
人事制度についてのよく聞かれるコメントとして、 「給与への不満の本当の原因は、適切に評価されていないことにある」 というものがありますが、評価への不満のさらに奥に「本当の原因」があると私は思っています。 それは「自分で決められない」とい...
当社で設計のサポートをしている『ノーレイティング型人事制度』では、給与の決め方について、一般的な人事制度とはかなり違う取り組みをしています。 一般的な人事制度では、人事評価制度で社員さんに点数をつけて、給与制度でその点数に応じた昇給額や賞与...
昨日は、当社の『自己申告型給与制度』をご導入いただいているお客さまの会社でミーティングをさせていただきました。 内容は、社員さんの10月からの給与額を決めるミーティングでした。 一般的な給与額を決める会議では、「過去」の実績などを評価した点...
仕事観の変化によって、会社と個人の関係が変わった コロナ禍によって「働き方が変わった」とよく言われますが、働き方が変わった背景には、 『多くの人の人生観・仕事観が変わった』 という、もっと根本的な変化があると感じています。 多くの人...
コロナ禍によって人々の働き方や生活が一変してから、組織運営や人事制度の方向性における二極化が大きくなったと感じています。 1つの方向性は、ノーレイティングやティール組織に代表される「組織メンバーの自律性や自主性を開放する」ような方向性。 ...